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#13 長い長い殺人

長い長い殺人 (光文社文庫)長い長い殺人 (光文社文庫)
(1999/06)
宮部 みゆき

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>金は天下のまわりもの。
>財布の中で現金は、きれいな金も
>汚い金も、みな同じ顔をして収まっている。
>しかし、財布の気持ちになれば、
>話は別だ。刑事の財布、強請屋の財布、
>死者の財布から犯人の財布まで、
>10個の財布が物語る持ち主の行動、
>現金の動きが、意表をついた重大事件を
>あぶりだす!読者を驚嘆させずには
>おかない、前代未聞、驚天動地の話題作。


「>」部分は、本の背に書いてある注釈
ってゆうの?なんですけど
はい、言い過ぎです。そんな感じじゃないです。

悪い意味ではなく、いい意味です。
内容は、こんな陳腐な売り文句のような
感じではありませんでしたょ。

財布を擬人化し、いつも一緒で、
大事なものである、という
視点から描かれています。
語り口はやさしく親身で、でも財布だから
状況があまり見えていない、
面白い手法だと思う。

ストーリーはあまり切迫した緊張はなく
あらゆる視点から事件を見ている、
といったところに尽きます。
謎も特にあっといわせることもありません。
一種の社会派なのかな。
事件に関係する人に密着し
それについて近い視点で描く、
といった感じですかね。

宮部みゆきは、たぶん今回人に
すすめられなかったら読まなかったであろう
作家さんです。なんとなくですが。
でも、読みやすいし、興味が湧いたので
「火車」はいずれ読みたいと思った。

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クロシロ猫

LV.3:10冊よんだど〜